カザフスタン・中国企業、Kazakhmys社と銅鉱床を共同開発する協定を締結

　地元紙等によれば、中国のXinjiang Jinyu Corporation(Jinyu社)はKazakhmys社との間で東カザフスタン州のAktogai-Aidarly銅鉱床を共同開発する基本協定を締結した。開発プロジェクトには、設備提供と地質調査を行うThyssen Krupp社(独)の参加も見込まれており、Jinyu社は精鉱の生産を担う予定。Jinyu社によれば、粗鉱処理能力50百万t/年の採掘・選鉱コンビナート(GOK)を2006年に建設開始し、精鉱の一部は中国向けに輸出される。Kazakhmys社は、1930年代に発見され、開発が中断していたAktogai-Aidarly銅鉱床(金・銀、モリブデンを随伴)を数年前に取得し、先に開発再開を決定していた。Jinyu社は、カザフ－中国の国境近くAlashankouに本拠を構える鉱山会社。