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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年4月4日 シドニー 久保田博志

豪・Sons of Gwalia社、金鉱山等の資産をSt. Barabara社に売却

 地元紙等によるとSons of Gwalia社は、3月21日、同社が西豪州Leonora、Southern Cross、South Laverton等に保有する金及びニッケル資産をSt. Barabara社に売却したと発表した。
 売却によって、St. Barabara社は、Sons of Gwalia社に200万豪ドルを支払い、3,000万豪ドルの銀行担保付履行保証(environmental performance bonds)と570万豪ドルの西豪州政府との履行保証(負債つきの)Sons of Gwalia社の金資産を取得する。
 今回の売却は管財人及びそのアドバイザーであるMaquarie銀行の提案によるもので、同社の債権者委員会もこの売却を認めているが、一方で、Sons of Gwalia社は、2004年8月に破綻するまで同社の金埋蔵量とヘッジに関する適切な情報開示しなかったことで要求総額9億豪ドルとも言われる訴訟を債権者から提起されている。

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