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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年4月5日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ・ペニョーレス社、加MAG Silver社と共同探鉱契約合意―世界最大の産銀鉱山の隣接鉱区―

 地元業界紙等によると、世界最大の銀産出会社であるペニョーレス(Industrials Peñoles)社は、サカテカス(Zacatecas)州フレスニージョ(Fresnillo)鉱山の隣接鉱区において、鉱区を所有する加MAG Silver社と共同探鉱契約に調印した。
 MAG Silver社のJuanicipio鉱区は、ペニョーレス社の約7割の銀を産出するFresnillo鉱山の北東に隣接し、同鉱山の主要鉱脈の延長上に位置する。
 ペニョーレス社の探鉱、技術及び建設部門を統括する副社長Octavio Alvidrez氏は、「我々は、MAG Silver社と我々の探鉱及び生産の経験をコンビネーションできることに非常に満足する」とのコメントを表明した。
 この合意により、ペニョーレス社は、5百万USドルの投資を行い、4年間の探鉱期間終了時にJuanicipio鉱区の56%の権益取得が可能になる。
 ペニョーレス社は、初年度に75万USドル投資した上で、更にMAG Silver社の探鉱会社株式の市場価格50万USドル分を取得、良好な結果が得られれば、次年度にも50万USドルを追加取得するという。

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