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ニュース・フラッシュ

2005年4月12日 リマ 辻本崇史

ペルー・モリブデンの輸出額が急増

 鉱業協会の発表によると、2005年2月までの鉱産物輸出額の中で、モリブデンが前年同期比8.6倍の209.5百万ドルと顕著に増加し、鉱種別で銅(447.1百万ドル)、金(351.8百万ドル)に次いで第3位の輸出品目となっている。
 この主因は、モリブデン価格の高騰にあるが、この間のモリブデン生産量も前年同期比70%増の2,524t(エネルギー鉱山省データ)となっており、生産量の大幅な増加も一因となっている。
 なお、ペルーの2004年のモリブデン生産は、SPCC社の2銅山(生産量10.7千t)とAntamina鉱山(同3.5千t)から生産されており、とくにSPCC社2銅山でモリブデンを増産している模様である。

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