閉じる

ニュース・フラッシュ

2005年4月12日 調査部 鈴木 徹

Xstrata社が2004年アニュアルレポートを発表

 Xstrata社(スイス)は、2004年のアニュアルレポートを発表した。原料価格の上昇を背景として、売上高は前年比47%増の64.62億ドルとなり、金利・税前利益(EBITDA)は同117%増の20.75億ドルであった。
 同社の主要プロジェクトとしては、合金部門で南アフリカのLionフェロクロムプロジェクト、石炭部門では豪州クイーンズランド州でのRolleston、銅ではペルーのLas Bambas、亜鉛では、豪州Mount IsaのBlack Starオープンピットの開発が挙げられている。また、同社のSan Juan de Nieva亜鉛製錬所(スペイン)では、亜鉛地金生産量が世界第1位であり、世界で最も低コストの亜鉛製錬所とされているが、direct leachingの採用により、生産量をさらに45千t増産して年産537千tとする計画である。

ページトップへ