ニュース・フラッシュ
2005年4月12日
シドニー
久保田博志
RUSAL社、豪州Queensland Alumina社の権益取得
RUSAL社(Russian Aluminum社、本社ロシア)は、4月1日、Queensland Alumina社(豪州)の権益20%、を4.01億USドルでにて取得する手続きを完了したと発表した。
RUSAL社は、2004年10月にKaiser Aluminum社に関わる米国破産法廷にて世界最大のアルミナ精錬所であるQueensland Alumina社の権益20%を落札していた。
RUSAL社は、現在、世界第3位のアルミニウム生産者で、この権益取得によって年間77万tのアルミナを得ることになる。また、Aurukunボーキサイト鉱山の権益の取得を進めており、更にAlcoa社やAlcon社とのJVなども視野にいれ、2012年には世界最大のアルミニウム生産者になることを目指していると言われている。
