CODELCO、チリおよびブラジルで銅鉱床発見

　4月18日付け地元インターネット情報等によると、CODECLOは2004年度の探査により、チリおよびブラジルで銅鉱床を発見したと発表した。チリでは、第I州中央部Cerro Colorado鉱山の北約約20kmのMochaおよび第Ⅱ州CODELCO Norte操業範囲近くのToki Clusterで既知鉱床の規模拡大を確認したもの。Mochaは、1999年に資源量227百万t、品位0.5%であったものが450百万tに倍増、一方Toki Clusterは、今回の鉱床発見も併せると23百万tの銅量を捕捉したことになる。
　ブラジルでは、Bao Esperanzaで鉱床を発見、過去3年間にわたり探査を実施してきたもので今年末には資源量を見積もる段階に行くだろうとVillaruz総裁は語っている。CODELCOは海外ではその他メキシコSonora州でペニョーレス社と共同で探鉱をしている。現在CODELCOの有する鉱量は168億t、銅品位0.75%、銅量1.26億tとなり、現在の生産レベルで今後60年間の生産を賄うことが出来る。