ニュース・フラッシュ
2005年4月26日
サンティアゴ
中山 健
チリ・El Morroプロジェクト、Metallica社が探鉱成果発表
4月18日、カナダのジュニアカンパニーであるMetallica社は、現在チリ第Ⅲ州でNoranda社と共同探鉱を実施しているEl MorroプロジェクトLa Fortuna鉱床の最近の探鉱成果を発表した。それによると、これまでにボーリング23孔、9,932mが終了しており、そのうち、高品位二次富化帯の広がりとポーフィリー鉱床の広がり確定のため実施した13孔、5,840mの結果を発表した。13孔のうち9孔でこれまで判明している鉱床の平均品位(銅 0.61%以上、金 0.5g/t以上)を上回るものであった。今シーズンの探査で、450m以浅ではほぼ100m間隔のボーリングを実施したことになった。主な着鉱部は次のとおりである。
DDF-46孔: | 214m間の銅0.86%, 金0.74g/tからなる二次富化帯およびその下位236m間の銅0.56%、金0.72g/tからなる初生硫化鉱帯。 |
DDF-48孔: | 74m間の銅1.24%, 金0.37g/tからなる二次富化帯およびその下位236m間の銅0.56%、金0.72g/tからなる初生硫化鉱帯。 |
DDF-51孔: | 58m間の銅1.84%, 金0.92g/tからなる二次富化帯およびその下位306m間の銅0.67%、金0.81g/tからなる初生硫化鉱帯。 |
DDF-52孔: | 84m間の銅2.07%, 金0.78g/tからなる二次富化帯およびその下位236m間の銅0.68%、金0.66g/tからなる初生硫化鉱帯。 Noranda社は、2002年La Fortuna鉱床の資源量は、鉱量4.65億t、銅0.61%、金0.5%と発表していた。 |
