ニュース・フラッシュ
2005年4月26日
リマ
辻本崇史
ペルー・SPCC社の2005年第1四半期の純利益は前年同期比で2倍強
SPCC社(Southern Peru Copper Corp.)は、4月21日、2005年第1四半期の純益額等を発表した。
これによると、銅、モリブデンの高値、とくにモリブデン価格が前年同期比で大幅に高騰したことから、2005年第1四半期の総売上高は前年同期比77%増の4.86億ドル、純利益は前年同期比118%増の1.88億ドルと2倍強となった。一方、第1四半期の銅生産量は、粗鉱品位の低下から前年同期比14.6%減の8.1万tで減産となった。なお、同社は先に、2005年の年間産銅量について、前年比8%減の35.6万tを予定と発表している。