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ニュース・フラッシュ

2005年5月9日 北京 納 篤

中国国土資源部、大中型鉱徴地205か所を発見、158種の埋蔵量を確定

 中国国土資源部が公表した「2004年中国国土資源公報」によると、中国国内の資源調査により大中型鉱徴地205か所を新たに発見したとしている。その内訳は、鉄金属鉱床5か所、非鉄金属鉱床47か所、有価金属鉱床14か所、冶金補助原料鉱床1か所、化学工業原料鉱床8か所、建築材料及びその他非金属鉱床104か所、その他水、ガス鉱床2か所となっている。また同公報によると、中国国内で資源埋蔵量を確定した鉱床は158種で、そのうち、エネルギー鉱床10種類、金属鉱床54種類、非金属鉱床91種類、その他水、ガス鉱床3種類。新たに56種類の鉱床について資源埋蔵量を確定した。
 2004年の中国国内の主要鉱物資源の生産量は急速に伸びており、その内、鉄鉱石生産量3.10億t、10種の非鉄金属生産量1,430万tを上回り、西部地域の鉱物資源の開発利用も大きく進展を遂げた。西部地域の鉱物資源の開発の成功例は新疆ウイグル自治区の阿舎勒銅鉱山、青海省の徳尓尼鉱山などの大型金属鉱山が挙げられる。

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