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ニュース・フラッシュ

2005年5月10日 調査部 鈴木 徹

豪州で第6回探査管理者会議が開催

 業界誌等によれば、4月に第6回探査管理者会議が豪州シドニーで開催された。この中でWMC社探査部長のBarton Suchomel氏は、過去30年にわたり、ベースメタルの埋蔵量はほぼ維持されてきたが、今後もこれを維持するためには、2つのシナリオが考えられるとした。第一は政治状況等の改善により、まだ最新の探査技術が適用されていない地域において探査が可能になることであり、第二は、新しい鉱床生成理論が開発され、探査技術が飛躍的に改善されることであるとされた。
 今後改善が要求される分野としては、ボーリング技術及び地表が堆積物等で覆われている地域における探査技術であるとの議論もなされた。これら諸問題の解決策としては各社・研究機関における共同研究を増加させることが重要であるとの大方一致した意見が得られた。

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