ニュース・フラッシュ
2005年5月10日
シドニー
久保田博志
Rio Tinto社、WMC買収の可能性は薄れる?
Rio Tinto社は、自社株買戻しを当初予想されていた400~500百万豪ドルの約2倍の1,000百万豪ドル(同社株式の8.7%分に相当)となることから、市場ではこれ以上の支出、即ちWMC買収の可能性は薄れたと見る向きがある。Rio Tinto社は今回の自社株買戻しとその他の購入(WMC社買収)は何れも財務上留保されており、また、同社には買収に必要な資金はあるとは考えられるが、WMC社買収の可能性は低くなったと市場のアナリストはコメントしている。
