First Quantum Minerals社、コンゴ民主共和国Frontier銅プロジェクトの最新の銅資源量を発表

　First Quantum Minerals社(加)は、5月12日、同社が実施しているコンゴ民主共和国のFrontier(Lufua)銅プロジェクトの最新の銅資源量を発表した。概測及び精測鉱物資源量で約180百万t、銅品位1.17%で含有銅量では約188万tとなっている。この推計は掘削252坑、合計33,451.7mをベースに行われており、前回(2004年5月末)の推計より銅資源量は84%も増加している。これは主に精測の硫化資源量が約4倍となったことによるもので、精測資源量の割合は前回の64%から80%に上がっている。一方、コバルトの資源量は概測から予測に下げられ748.1万t、品位0.063%、コバルト量4,740tとなっている。2005年中はさらに掘削を実施するとともに、環境アセスメント等を実施予定。2005年第2四半期にプロジェクトのエンジニアリング・スタディが完了する予定である。