ニュース・フラッシュ
2005年5月17日
サンティアゴ
中山 健
チリ民間大手鉱山会社利益総額6,000百万ドルに
5月6日付け地元紙等によると、チリ鉱業審議会(Consejo Minero)のメンバーである17鉱山企業の2004年売上高は前年比91.5%増の20,022百万ドルを、利益は前年比316.9%増の6,049百万ドルを記録した。最大の利益を出したのはMinera Escondida社で1,726百万ドル、以下CODELCOの1,134百万ドル、Minera Los Pelambres社の786.4百万ドルと続く。最大の増加率を記録したのはCarmen Andacollo社で前年比3,133%増の29.1百万ドル、以下Mantos Blancos社の1,313%増である。一方売上高では、CODELCOの116.9%、Noranda Chile社の101.8%、Cia Minera Dona Ines de Collahuasi社の100%増である。所得税納税額も908.4百万ドルに達した。鉱業審議会Hayes会長は、チリ国内において大手鉱山会社を有することの重要性を強調し、2005年から2010年までに1,900百万ドルの探鉱投資が行われるだろうと語っている。
