ニュース・フラッシュ
2005年5月17日
リマ
辻本崇史
ペルー、2005年第1四半期の主要鉱産物生産量
エネルギー鉱山省は、2005年第1四半期の鉱産物生産量を発表した。ペルーにとって主力の金の生産量が7%減となった一方、モリブデンの生産量が70%以上の大幅増となったことが特徴的である。
前者についてはPierina金山の減産、後者についてはモリブデン価格の高騰を背景としたSPCC社2銅山からの増産が主因である。
主要鉱産物の鉱種別生産量は次の通り。
銅 | 242,998 | t | (前年同期比 | 0.6%減) | |
亜鉛 | 310,213 | t | ( 同 | 0.4%減) | |
鉛 | 77,364 | t | ( 同 | 3.6%増) | |
金 | 44,473 | kg | ( 同 | 7.0減) | |
銀 | 783,720 | kg | ( 同 | 5.4%増) | |
錫 | 10,160 | t | ( 同 | 3.4%増) | |
モリブデン | 4,250 | t | ( 同 | 74.1%増) |
