ニュース・フラッシュ
2005年5月31日
サンティアゴ
中山 健
Lumina Copper社Global Copper社を売却か
5月23日付け地元紙等によると、カナダのジュニアカンパニーであるLumina Copper社は、4社に分社化した1つであるGlobal Copper社を売却するか検討中。Lumina Copper社は、Northern Peru Copper社(TSX:NOC)、Lumina Resources社(TSX:LUR)、Regalito Copper社(TSX、Amex:RLO)およびGlobal Copper社の4社に分割。Global Copper社のみがトロント証券取引所に上場の承認は得ているものの税金対策と戦略的理由で未上場。Global Copper社は、サンティアゴ市北東80kmのVizcachitas案件(ポーフィリー銅・モリブデン鉱床)の76%の権益、サンティアゴ市の北約650km、第III州のRelincho案件(ポーフィリー銅・金鉱床)の100%権益、アルゼンチン北部Salta州のTaca Taca案件(ポーフィリー銅・モリブデン・金鉱床)の100%権益およびMendoza市近辺のSan Jorge案件(ポーフィリー銅・金鉱床)の100%権益を所有している。目下Lumina Copper 社は、Global Copper社を売却するか、トロント証券取引所に上場するかの選択に迫られている。後者の場合、更に探鉱するための資金調達が必要となり、買い手を見つける前に探査を進めなければならないことになる。その他の選択肢として、探査を進める過程で新会社を設立する方法がある。とLumina Copper社会長はコメントしている。Lumina Copper社がGlobal Copper社の資産を如何評価するか、近々方針が決定される見通しである。
