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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年6月6日 リマ 辻本崇史

ペルー・Cerro Verde銅山への住友グループの出資比率は21%で確定

 地元業界紙(6月2日付)によると、Cerro Verde鉱山社は、リマ証券取引所に、443百万ドルの増資が完了し参画企業各社の最終的な出資比率が確定したことを明らかにした。
 これによると、最終的な各社の出資比率は、Phelps Dodge社が53.56%、住友グループ(住友金属鉱山、住友商事)が21%、Buenaventura社が18.21%で、他の7.23%は鉱山労働者と一般株主である。住友金属鉱山と住友商事の出資比率は4対1。
 なお、増資分443百万ドルは、既に着手している本鉱山の拡張工事費(850百万ドル)に充てられるが、拡張工事は2006年末から2007年初頃に完了の予定で、拡張後の産銅量は、現在の年産約9万tから年産30万t規模となる。

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