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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
中国・新彊阿舎勒銅鉱山、試験操業を延長
安泰科及び阿舎勒銅鉱山によると、同鉱山は2004年より試験操業を行っており、2005年4月の終了予定を12月まで延長すると述べた。これは、まだ技術面の問題が残されているため、出鉱量4,000t/日が達成出来ていないとしている。現在、同鉱山の出鉱量は1,000~2,000t/日に留まっている。
阿舎勒銅鉱床は新疆の哈巴河県に位置し、中国北西部最大の銅、亜鉛を主とする多金属鉱床で、銅(金属量)91.94万t、採掘品位2.43%、亜鉛40.83万t、採掘品位1.08%、金18t、銀1,174tを随伴する。阿舎勒銅鉱床開発プロジェクトは1997年12月30日に国務院により採択され、建設は数回に及ぶ中止、数回にわたる所有者の変更を経て、2002年4月14日に民営の金鉱業企業である紫金鉱業集団が主としてプロジェクトに参入し、鉱山建設を2004年9月に完成させた。総投資額は5.48億元、第1期目の計画出鉱量は4,000t/日、販売収入は4億元以上としていた。
