ニュース・フラッシュ
2005年6月14日
サンティアゴ
中山 健
チリ・Escondida鉱山契約労働者ストライキ終結
6月7日付け地元紙等によると、6月6日からEscondida鉱山において契約労働者がストライキを実施。同鉱山硫化鉱バイオリーチングプラント建設に従事する契約労働者組合(Sintrac)加入の一部の労働者約300人が給与、労働条件の改善を求めて、6日朝5時から、鉱山所有地を不法占拠していた。6月8日現地情報によると、7日に既にストライキは終結した。プラント建設に従事するその他の契約労働者約4,000人に影響が出たが直接鉱山操業には影響はなかった。契約労働者組合のSergio Alegria代表は、多くの契約労働者は、契約終了前に更に賃金の安い他の仕事に廻されていると述べている。
硫化鉱バイオリーチングプラントは、同鉱山の低品位硫化鉱の処理を目的として、900百万ドルを投じて2006年から操業を開始する予定で、2004年から建設工事がスタートしている。
