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ニュース・フラッシュ

2005年6月14日 サンティアゴ 中山 健

ブラジル・Carajas地域 NorandaFalconbridge社-Novicourt社JVプロジェクト情報

 カナダのジュニアカンパニーNovicourt社は、既に3月22日NorandaFalconbridge社とブラジルCarajas地域において酸化鉄銅金鉱床を対象とした共同探鉱を開始したことを発表しているが、6月1日更に追加情報を発表した。既に面積578km2の鉱区が確定しており、更に13鉱区について申請中。最初のターゲットはそのうちのCanaa、Nova EsperancaおよびPium鉱区で今後12か月間で、1.5百万ドルを投資する計画。2005年8月までに3,400kmのヘリコプターVTEM法で鉱床賦存可能性地区を抽出した上で地上物理探査および地化学探査を実施し、更にポイントを絞り4,000mのボーリングを実施する予定。
 本案件は、NorandaFalconbridge社所有のCarajas地域でブラジルCVRD社のSossego、118鉱床の南、Vermehelo and Cristalino鉱床の南西に有するCanaaプロジェクト(面積3,216km2)に対して、Novicourt社は、Noranda Falconbridge社2008年3月までに4.8百万ドルの探査費を支払うことによって30%の権益を取得出来ることになっている。オペレータはブラジルBelo HorizonteのNorandaFalconbridge社の地元探査チーム。

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