ニュース・フラッシュ
2005年6月14日
リマ
辻本崇史
ペルー・リマ市民の8割以上が鉱業活動による環境汚染が大きいと認識
地元紙(6月6日付)によると、リマ大学は、鉱業と環境汚染の問題についてリマ市民の意識調査を行った。
これによると、鉱業活動が環境汚染に与えている影響について、五つの選択肢(大変大きい(mucho)、かなり大きい(bastante)、少ない(poco)、ない(nada)、分からない(no sabe))により回答を求めたところ、全体の34.2%がmucho、47.1%がbastanteと回答し、8割以上が鉱業活動による環境汚染は大きいと認識していることが判明した。
また、これを所得階層別に分析すると、最富裕層で67.5%がmucho、27.5%がbastanteと回答する等、富裕層ほど、鉱業活動による環境汚染が甚だしいと認識している傾向にあることも明らかとなった。
