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ニュース・フラッシュ

2005年6月15日 ロンドン 嘉村 潤

Lonmin社、Southern Platinum社買収完了を発表

 世界第3位のプラチナ生産者であるLonmin社(南ア)は、6月15日、2005年3月に発表したSouthern Platinum社(加)買収について、これまでSouthern Platinum社株式シェアの約92.6%を同社の子会社を通じて獲得し、実質的に買収が完了したと発表した。買収提案は、残る株式保有者に提案に応じる機会を与えるために6月28日まで延長されている。同社は、これでSouthern Platinum社が所有するMessinaプラチナ鉱山の操業を支配下に置き、名前をLonmin Platinum Limpopo鉱山と改名した。また同社は、同鉱山からのImpara Platinum社の買い取り契約も取得している。Southern Platinum社は、南アのBushveld complexにおいてMessina鉱山を操業するMessina社を91.5%所有しており、Messina鉱山は、Lonmin社の操業地域から250kmの場所にあり、白金族+金で20百万ozの埋蔵量を有する、生産量は2004年白金族+金で86,300oz、うち白金は約45,000ozであった。Lonmin社は、同鉱山の白金生産量を年産75,000ozまで拡大できるとみており、このために今後3年間で約75百万USドルの追加的資本支出が必要となると見ている。

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