ニュース・フラッシュ
2005年6月21日
リマ
辻本崇史
ペルー・2005年5月の鉱区申請件数が前年同月比で大幅に減少
鉱業権・鉱区台帳管理局(INACC)の発表によると、2005年5月の鉱区申請件数(315件)は、2004年同月比47%減と大幅な減少となった。
ペルーの鉱区申請件数は2003年に大幅に増加し、その後も高水準を維持してきたが、この様な状況の中での大幅な減少は注目される。この現象は、ペルー各地で顕在化している、鉱業活動に対する地元住民による争議行動等、鉱業投資にネガティブな動きが影響している可能性もあり、今後の動向が注目される。
なお、2005年5月までの総申請件数(1,691件)は、2004年同期比14%の減少となっている。
