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ニュース・フラッシュ

2005年6月21日 調査部 西川信康

CODELCO、大型トラック用のタイヤ不足で鉱山生産に影響を示唆

 業界紙等によると、CODELCOは、昨今、世界的に鉱山の増産が進展する中、鉱山用大型トラックの需要拡大に伴い、特に300tトラック用の大型タイヤ不足が深刻になっており、当面の対策として、鉱山の減産の可能性もあることを示唆した。現在3つのタイヤメーカーが大型タイヤを生産しているが、生産を増強しているのはミシュランだけだという。CODELCO Norteでは、現在150台の大型トラックを保有しており、月に100~150本のタイヤを消費している(2005年にはタイヤ費用として1.09億ドルの予算を計上)。
 CODELCOは、大型タイヤ不足の対応策として、タイヤの寿命を延ばすために運搬道路の改善、ピット内にクラッシャーを持ち込み鉱石の運搬距離の短縮化、及び小型トラックの併用等の対策を講じている。

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