ニュース・フラッシュ
2005年7月14日
メキシコ
権藤 浩
メキシコ・El Pulpoプロジェクト、ロス・リバー社が100%権益取得
バンクーバーに本社を置くロス・リバー(Ross River Minerals)社HPによると、同社は、アルマデン(Almaden Minerals)社及び同社子会社のメキシコ現地法人ガビラン(Minera Gavilan)社が保有するEl Pulpoプロジェクトの権益取得を終了したと報じた。
El Pulpo金・銅プロジェクトは、メキシコ・シナロア州マサトラン市から北東約125kmに位置し、鉱区範囲は約200k㎡である。
ロス・リバー社は、アルマデン社に対し権益取得等のために2.2百万株を譲渡済で、操業予定のガビラン社からはGavilan、Gavilan2、Gavilan3鉱区の全採掘鉱物売上のロイヤリティ2%を受取るものの、今後の市況価格次第では両社合意の下でロイヤリティ1%は買取可能との契約である。鉱区の開発・採掘費用が10百万ドル以上の場合には1百万株を追加譲渡、FS調査結果次第では更に1百万株を追加譲渡するという。
ロス・リバー社は、当初El Pulpo鉱区の60%権益取得を目指したが、今後JVや大企業との取引が円滑に進むよう同鉱区の100%権益取得に踏み切った。
