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豪・Sons of Gwalia社、タンタル資産売却遅れる
地元紙等によると、経営破綻したSons of Gwalia Ltd.社(本社パース)のWodginaとGreenbushesの両タンタル鉱山(西オーストラリア州)の売却手続きは、長期契約に関わるCabot Corporation社との調停が長引いていることから2005年末ごろまで遅れる見込み。
なお、Cabot社以外との調停は合意に達している(ドイツBayerグループのHC Starck社とは2006~2008年までの契約分少なくとも8万ポンド/年を11月までに供給することで合意)。
Sons of Gwalia Ltd.社は世界最大のタンタル生産企業であったが、金や為替ヘッジの失敗、金生産量の伸び悩み等が直接的原因となって、2004年8月に862百万豪ドルの負債を抱え経営破綻し、その財産の処分が管財人によって行われている。
