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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年7月26日 北京 納 篤

中国銅陵有色集団、2010年には世界第5位の銅生産企業に

 銅陵有色金属集団の韋江宏社長によると、銅陵有色集団の戦略として銅製錬能力を2010年には世界第5位の銅生産企業に成長することを目指すと表明した。これは、JOGMECが企画した中国鉱山動向調査ミッションが同集団を訪問した折りに明らかにされたもの。ちなみに、現在の製錬能力は金隆製錬所が21万t、金昌製錬所が13.5万t、張家港製錬所が10万tであるが、韋江宏社長は2007年~2010年までには60~70万tまで生産能力を増強したいとも述べた。北京事務所の調べでは、金隆製錬所が30万t、金昌製錬所が15万t、張家港製錬所が15万tに増強を計画しているとしているが、正式に決まっているのは張家港製錬所のみである。また、韋江宏社長によると、銅陵集団公司が所有する銅鉱山は、安慶銅鉱山、冬瓜山銅鉱山等があるが、銅陵集団が持つ製錬能力に見合う銅精鉱が手当出来ていないことから、自山鉱を増強するため国内での探鉱を強めることも併せて力を入れるとしている。

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