銅陵有色集団、銅加工部門の強化進める

　銅陵有色金属集団の韋江宏社長によると、同集団公司の戦略の一つに付加価値の高い製品生産部門を強化することを挙げた。同集団の傘下に伸銅品の生産工場が幾つかあるが、製品の高付加価値製品への参入に体制を整えている。現在、銅陵市の開発区の一角にカナダ企業Magnam社の子会社であるBiceroy社との合弁による銅加工工場を建設中である。この合弁は2003年に設立と同時に建設工事を開始し、2005年末に第1期工事が完成する予定。第1期工事では6万ｔ、第2期では10万ｔ、第3期には20万ｔの高品質の板、条を生産する計画である。また、併せて電子材の生産に力を入れるとしている。これら銅加工品は全て国内向けとしている。