ニュース・フラッシュ
2005年8月1日
サンティアゴ
中山 健
チリ・2004年~2008年鉱業投資152億ドルに COCHILCOが予測
このほどCOCHILCO(チリ銅委員会)は「チリにける銅および金鉱業投資予測」と題するレポートを発表した。それによると、2004年から2008年の5年間にチリにおける鉱業投資はCODELCOの69.7億ドル、民間企業の82.5億ドル、合計152億ドルと見込まれている。民間企業82.5億ドルのうち、銅関連投資は46.5億ドル、金関連投資は35.9億ドルで金関連投資が大きいのは、Barrick Gold社のPascua Lama金鉱床開発の17.5億ドル、Placer Dome社、Bema Gold 社およびArizona Star社のCerro Casale金鉱床開発に16.5億ドルが見込まれているためである。銅生産量は、BHP Billiton社関係のSpenceおよびEscondida Norte鉱床開発、Escondida鉱山低品位硫化鉱バイオリーチングおよびCPRプロジェクト、CODELCOのSalvador ディビジョンを除く各ディビジョンの拡張、Antofagasta Plc 社のEsperanza鉱床開発、Los Pelambres鉱山の拡張等により2004年の5,412千tから2010年までに6,340千tになると見込まれている。
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出典:COCHILCO
金額単位は百万ドル
