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- 鉄鉱石
豪州・Fortescue社、鉄鉱石鉱山開発に先住権合意
地元紙等によるとFortescue Minerals社は、8月8日の週、Pilbara地区のアボリジニ Nyiaparli族と先住権(Native Title)に関して合意した発表した。
Fortescue Minerals社とNyiaparli族は、同社が当初40万豪ドルを支払い、続いて鉄鉱石採掘が開始されるまで年間20万豪ドルを支払い、操業開始後は鉄鉱石1トン当たり25セントのロイヤルティを支払うことで合意した。
ただし、この合意はFortescue Minerals社の鉄鉱石鉱山のみが対象で、Fortescue Minerals社が他者に鉱区を売却した場合、Fortescue Minerals社及び売却先の他者双方ともアボリジニに対する債務を履行しなくてもよいと解釈できる内容となっている。
アボリジニ側は、Fortesucue社の不公正な行動を批判するとともに弁護士との面会を拒否、一方、Fortesue社側は侮辱をうけたとアボリジニ側の態度を批判している。
