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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル レアメタル
2005年8月17日 シドニー 久保田博志

豪州・BHP Billiton社、Metallica Minerals社とニッケルJV

 地元紙等によるとBHP Billiton社(本社メルボルン、ロンドン)とMetallica Minerals社(本社ブリスベン)は、8月16日、クィーンズランド北部でのニッケル探鉱JVが合意に達したと発表した。
 BHP Billiton社は、総額11.75百万豪ドルを支出することになっており、その内容は、BHP Billiton社が、当初2年間で750,000豪ドルを支出してNORNICO北部鉱区の権益30%を取得、次に4年間で1百万豪ドルを支出して権益51%を取得、更に7年間で10百万豪ドルを支出するかF/S(Bankable F/S)を完了して権益75%を取得するというものである。
 一方、Metallica Minerals社は、発見された鉱床とBHP Billiton社がにNORNICO周辺で開発した鉱区(BHP Billiton社が1百万豪ドル以上の探査支出を行った後)に対する権益20%を得る権利を有するほか、BHP Billiton社が発見された鉱床の開発に興味を示さなかった場合は、その鉱床の開発に係る権益100%を取得することができる。
 BHP Billiton社は、Mt. Garnetの南において、電磁気、磁気探査を2週間以内に開始すると発表している。
 NORNICOプロジェクトには既に3ニッケル・ラテライト鉱床(Bell Creek, Minnamoolka, Kokomo、これらはこのJVには含まれない)が含まれている。

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