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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
ロシア・Buryat共和国のOzernoye亜鉛・鉛鉱床、2006年に開発着手へ
地元業界紙等によれば、ロシアBuryat共和国のOzernoye亜鉛・鉛鉱床の開発が2006年にも始まる。同共和国のAleksandr Grebenshikov経済発展・外国関係相が開発に向けた準備が最終段階にあり、2010年には精鉱生産が開始されるとの見通しを明らかにした。採掘・選鉱コンビナートの建設に加え、鉄道支線の敷設が計画されている開発プロジェクトの投資総額は250百万USドルが見込まれている。同鉱床の開発権は、テンダーによりロシアの投資会社Metropol社の子会社Techprominvest社が取得しており、2005年3月にはテンダーに参加できなかった中国企業Shui Kou Shan社との間で協力に関する協議が行われたことが報じられている。
Ozernoye亜鉛・鉛鉱床は、埋蔵鉱量104.97百万t、品位:亜鉛6.57%、鉛1.25%、銀37.6g/tと評価されており、ロシアの未開発亜鉛鉱床の中でも有数の規模。生産可能な亜鉛精鉱の量は6百万t(亜鉛金属分)と見られている。
