メキシコ、ラ・ホホバ金露天掘プロジェクト2006年操業開始を計画

　英ノーザンスに本社を置くコロンビア・メタル(Columbia Metals)社HP(8月18日)等によると、同社メキシコ現地法人ミネラ・コロンビア社は、ジュビア・デ・オロ金抽出プラントを含む52haの地表権を賃貸契約したと発表した。
　同プラントの賃貸契約は、代表者ロペス氏である地元エヒード(共有農地利用権者)との間で契約し、当初3年契約では賃貸料総額4万ドル、更に3年延長可能とする。さらに、同プラントは、主要鉱床であるラ・ホホバ鉱床から東へ4km離れており、アクセス道路を含むロペス氏家族の土地6haの地表権も併せて契約した。
　ラ・ホホバ金露天掘プロジェクトは、メキシコ・ソノラ州都北170kmに位置し、同社は、主要鉱床のラ・ホホバ金鉱床や隣接のジュビア・デ・オロ鉱床を含めて鉱区範囲34km²を保有する。ラ・ホホバ鉱床は、カットオフ品位が金0.25g/tでは、推定鉱量10.6百万t、平均品位金0.7g/t、産金量6.6t、及びカットオフ品位が金0.5g/tでは、推定鉱量5.5百万t、平均品位金1.0g/t、産金量4.9tを見込み、2006年の操業開始を計画している。