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ニュース・フラッシュ

2005年8月23日 サンティアゴ 中山 健

Anglo American Chile 社2009年にMantos Blancos鉱山閉山

 8月9日付け地元紙等によると、Anglo American Chile社は同社が100%権益を有するMantos Blancos鉱山を鉱量枯渇のため2009年に閉山すると発表した。閉山に要する経費は約20百万ドルと同社は見積もっている。同鉱山は、Antofagasta市の北方に位置する酸化鉄銅金鉱床を採掘する鉱山で2004年には94,878tのSX-EWカソードを生産している。同社はLos Bronces鉱山およびEl Soldado鉱山を拡張の予定で、Mantos Blancos鉱山の職員および契約職員1,041名はこれらの鉱山への再配置で対処する方針である。チリでは先にCODELCO がSalvador鉱山を2008年から2011年に閉山することを発表しており、鉱量が減少し生産性の悪い鉱山の閉山計画が相次いで発表されたことになる。

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