Implats社2005年期決算、プラチナ生産実績は5％増

　プラチナ生産世界第2位のImpala Platinum Holdings社(以下｢Implats社｣)は、8月26日、2005年期(2004年7月～2005年6月)の決算を発表した。これによれば、グループ全体のプラチナ生産量は前年比5%アップの1,815千oz(自社生産相当分)となった。これは、生産の60%を占めるImpala Platinum社の生産が好調だったことを主要因としている。決算状況については、売上総収益は前年比6%増の125億ランド、純利益は前年比78%増の52億ランドの大幅増となったが、純利益中にはLomplats社の売却益32億ランドも含まれている。また、前年より10%ランド高の6.2R/USドルであったが、売上総収益の6%増により軽減された結果となった。同時に発表された今後の生産見通しについては、2010年までにプラチナ年産23億ozを目標とし、2006年は19億ozの生産を見込んでいるという。