ニュース・フラッシュ
2005年8月28日
メキシコ
権藤 浩
カナダ・ファラロン社及びコンティニュー社、合併計画を発表
業界情報(8月23日付)等によると、バンクーバーに本社を置くファラロン(Farallon Resources)社及びコンティニュー(Continuum Resources)社は、2005年末を目途に合併することに合意した、と報じた。
この合意によると、ファラロン社は、コンティニュー社のために20百万株を発行し、コンティニュー社を100%子会社とする。コンティニュー社は、同社子会社としてメキシコ南部での探鉱活動を継続する。
探鉱及び鉱山開発会社であるファラロン社は、メキシコ・ゲレロ州に同社主要鉱区カンポ・モラド多金属鉱床を保有する。本年6月時点での同鉱床探鉱結果は、確認埋蔵鉱量4.1百万t(金1.1g/t、銀128.0g/t、銅0.4%、亜鉛5.8%及び鉛1.3%)を算定し、他に、推定埋蔵鉱量1.3百万t(金1.5g/t、銀122.0g/t、銅0.9%、亜鉛4.0%及び鉛0.8%)の鉱床も捕捉済である。
一方、探鉱会社コンティニュー社は、メキシコ・オアハカ州に金28t及び銀567tを含有するナティビダ鉱区及びサン・ホセ鉱区を保有し、今後のF/S調査実施を経て18か月後に開発を期待している。
