ペルー・Alto Chicama金山が開山式を挙行

　地元紙(8月20日付)他によると、Barrick Gold社は、既に2005年6月より商業生産を開始したAlto Chicama金山の公式の開山式を、トレド大統領出席の下、8月19日に挙行した。
　本開山式に際し、同社幹部は本金山の産金量計画について、2006～2008年の3年間の産金量は年間80万oz(キャッシュコスト155ドル/oz)、2005年の産金量は55万oz(キャッシュコスト110～120ドル/oz)に達すると発表した。
　また、本式典に出席したトレド大統領は、ペルーの国家及び地域経済にとっての鉱業の重要性を改めて強調すると共に、最近の顕在化する鉱山開発反対運動に言及し、政府としてこれら運動を進める地元のリーダーや住民達と話し合う用意はあるが、過激な抗議行動に対しては断固とした対応をとると発言した。