ニュース・フラッシュ
2005年8月29日
ジャカルタ
池田 肇
インドネシア・Antam、PTフリーポート権益取得へ
インドネシア最大の資源会社、Antam社は23日、Grasburg銅・金鉱山を経営するPTフリーポート・インドネシア社の権益9.36%を取得する方針で、投資顧問にロンドンに本社を置く金融グループHSBCを起用したと明らかにした。HSBCは、PTフリーポートへの投資機会に関する調査を行い、同権益取得に関してAntam社へアドバイスを行う。
PTフリーポートに対して、インドネシア政府とPT インドカッパー社がそれぞれ9.36%の権益を保有しており、Antam社が取得する計画の権益は、同国政府の権益分である。しかし、実態調査で投資有望と判断された場合には、両社の権益を取得する計画があるとAntamは述べている。
