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ベトナム・金輸入、2005年は増加へ
ベトナムの地元新聞等によれば、26日、2005年の同国金輸入は70tと予想され、2004年の65tに比べ7.6%増加、2003年の59tに比べ18.6%増加する見込みと報道した。2005年1~7月の同輸入は40tで、このうち、半分以上が宝飾向けに消費され、金製品は再輸出されている。
ベトナムでは国内金市場を発展させるため、同国の金取引業者が輸入関税の引き下げを提案しており、今後、さらに同国金輸入は増加していくと期待されている。現行の輸入関税は、金パウダーは0.5%、金地金は1%を適用しているが、近隣諸国が同関税引き下げを実施中で、ベトナムも輸入関税を廃止する可能性が強くなっている。
また、同国は近い将来、金融機関が金輸出を行うことも容認される見込みである。現在、同国金取り扱い業者は約8,000社である。
