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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年9月1日 北京 納 篤

中国・黒竜江、多宝山銅鉱床開発が大きく進捗

 安泰科によると、黒竜江鉱業集団有限公司は福建省の大手鉱山私企業である紫金鉱業有限公司、新彊ウイグル自治区、青海省の西部鉱業株式有限公司と共に、多宝山銅鉱床開発を目的に黒竜江多宝山銅鉱山株式有限公司を設立した。投資金額は38億元(約530億円)。三者の出資比率は黒竜江鉱業集団、紫金鉱業、西部鉱業がそれぞれ40%、31%、29%となっている。
 多宝山銅鉱床はこれまでの確認埋蔵鉱量は銅297万t(金属量)、モリブデン11万t(同)で、中国国内の銅鉱床としては3番目の規模の鉱床となる。今のところ開発は2006年5月に開始予定。この鉱山開発による年間の生産品価値は10億元を生み出し、さらには3,000人の雇用を創出するとの試算をしている。

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