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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
Vedanta社、インドにおける亜鉛製錬能力を拡大
Vedanta社は、インド及び世界における亜鉛需要増加に対応するため、インドChanderiyaにおけるHindustan Zinc(Vedanta社が65%の権益を保有)の年間亜鉛製錬能力を17万t増強させ、57万tとすると発表した。製錬能力増強は2006年前半に開始され、2008年前半に完成する予定。これにかかる予算は3億USドルであり発電能力の77MW増強も含まれている。この製錬能力拡張により、同社の製錬コスト競争力はさらに向上するとしている。
2004年のインドの亜鉛地金生産量は27万tであった。Hindustan Zincの製錬能力増強が完成すれば、世界第4位である日本の亜鉛地金生産量(2004年で63.5万t)にほぼ匹敵する規模となる。
