メキシコ・カルメン金・銀鉱床、カナダ・キンバー社が金換算28tと公表

　バンクーバーに本社を置くキンバー(Kimber Resources)社HP(9月6日付)等によると、同社は、メキシコ・チワワ州のカルメン金・銀鉱床で、ボーリング探査結果により、金換算量28tを把握したと発表した。
　同鉱床は、チワワ州都チワワ南西300kmのシエラマドレ山脈の山中に位置し、キンバー社が鉱区範囲280km²を保有。金・銀石英脈鉱床(脈幅8～34m)で、埋蔵鉱量19.5百万t、金品位0.9g/t(金可採量15t)、銀品位57g/t(銀可採量1,018t)を有し、金換算品位1.5g/t、金換算量28tである。
　今後、更に東と南境界域のボーリング探査を実施し、2005年末までにプレFS調査を終え、2006年中にFS調査を終了する計画である。