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ニュース・フラッシュ

2005年9月13日 リマ 辻本 崇史    2005. 9. 13 メキシコ 権藤 浩

ペルー、SPCC社が社名変更の方向

地元業界紙(9月8日付)等によると、SPCC社がリマ証券取引所に伝えたところ、SPCC社の役員会は、同社の社名を現在のSouthern Peru Copper Corp.からSouthern Copper Corp.に変更する提案を、同社株主に行なうことで合意した。但し、本件に係わる株主総会の日程については、未だ定まっていない。 本措置は、同社が2005年3月末に、同じGrupo Mexicoの傘下にあるMinera Mexico社を吸収合併し、同社の操業鉱山がペルー、メキシコの両国となり、さらにチリに事務所を開き探査活動を行なっている等、同社の活動が国際的に広がりつつあることを考慮したものである。 なお、ペルー2銅山(Toquepala、Cuajone)の2005年の産銅量は、粗鉱品位の低下を主因として34~35万t程度(2004年実績39.7万t)が見込まれているが、2006年は回復し、年産37万t程度を計画している。

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