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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年9月19日 北京 納 篤

中国・大多宝山銅鉱床は銅300万t超の規模

 安泰科及び多宝山銅鉱山によると、黒竜江省にある多宝山銅鉱床と銅山鉱床の周辺で、これまでに2つの大きな銅鉱床が発見されており、その開発プロジェクトが今般進められつつあるとしている。新たに発見された多宝山鉱床近くの鉱床の銅金属量は327万t(品位0.47%)、金85t、銀1,500t、モリブデン8万t、銅山鉱床近くの鉱床の銅金属量は90万t(品位0.59%)とされている。
 現在、紫金鉱業集団有限公司、西部鉱業株式有限公司は、黒竜江省鉱業集団有限責任公司が共同で“黒竜江多宝山銅鉱株式有限公司”を設立し、投資額38億元をかけて黒竜江省大多宝山銅鉱床(多宝山銅鉱床と銅山鉱床の周辺の新鉱床を合わせて大多宝山銅鉱床と呼んでいる)を共同開発する計画を進めている。
 当該プロジェクトは2006年5月までにフル生産を目指し、年間銅6.37万t(金属量)、モリブデン精鉱2,240t、金2.1t、銀22.65tを生産する計画としている。

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