ペルー・La Granja銅鉱床の入札要項が9月中に決定

　地元紙(9月13日付)他によると、ProInversion(投資促進庁)の鉱業担当責任者は、La Granja銅鉱床の入札要項を9月中に決定すると発言した。
　これによると、本鉱床の入札実施に向け最大の懸案であった地元との交渉は、既に数カ月前に合意に達し、本入札は12月半ば、遅くとも2006年1月には実施の予定である。また、最低入札価格は、入札実施の約6週間前に発表される。
　入札参加には事前登録が必要だが、これには粗鉱処理量1万t/日以上の鉱山操業実績と資産1億ドル以上を有することが条件とされている。さらに、本鉱床はヒ素含有率が高いことから、この対応技術も必要となる。
　なお、本案件と並んで注目されるMichiquillay銅鉱床の入札については、未だ地元との合意に達せず入札実施の具体的な見通しは立っていないが、2006年の上期には地元の合意が得られる見込としている。