ニュース・フラッシュ
2005年9月26日
ジャカルタ
池田 肇
ラオス、外国企業に鉱山開発を開放へ
ラオス政府は、鉱物資源の探鉱開発を国内企業だけでなく外国企業にも開放する方針であると21日地方新聞紙が報道した。
ラオスには金、銅、鉛、亜鉛、錫、鉄鉱石、石炭などの資源が豊富にあるとされるが、開発資金不足、鉱山開発の専門知識が不足しているため外国企業を誘致して開発を促進させる計画である。
同国政府・計画投資委員会のLien Thikeo副委員長によると、今後5年間で5件の鉱山開発が実現できる見込みである。既に国内、外国企業に対して地質調査や探鉱のために66件の認可を同政府が行っている。
同国Savannakhet州にある金・銅鉱山プロジェクト(Sepon)は金6tを海外に輸出しているほか、石膏プロジェクトでもベトナムに1万t輸出している。また、Khammuan州の2鉱山でも錫550tを輸出している。
