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チリ、電気料金11月に15%値上げ 鉱業への影響が懸念
9月22日地元紙等によると、チリ政府は最近エネルギーコストが30%上昇したとの報告書を発表した。このため電気料金がこれまでの15%値上されることになる見込みである。電力会社が電力分配会社への販売価格を決定するCNE(国家エネルギー委員会)報告書によると、チリ第Ⅱ州のTaltal から第Ⅴ州のChiloe間のエネルギー生産コストはこの6か月で30%上昇した。基本料金の半分は電力分配会社が負担するため、末端の電気料金は15%の値上げとなる。
この値上げは化石燃料国際価格の上昇とアルゼンチンからの天然ガス供給が2004年3月から不足していることが大きな要因となっている。すでチリ北部では新規開予定鉱山への影響が懸念されているところである。
