アイルランド・Minco社、Pallas Green鉛亜鉛プロジェクトで追加掘削結果を発表

　Minco社(アイルランド)は、9月26日、同社がNoranda Exploration社(アイルランド、Falconbridge社の100%子会社)と共同で実施しているアイルランドPallas Green鉛亜鉛プロジェクトで追加掘削結果として、2つの地区で鉛亜鉛鉱化帯を捕捉したと発表した。1つは、8月8日に発表したCaherconlish村の西で掘削され、鉛亜鉛硫化鉱の鉱化帯を発見したMN-2529-4孔の南西100mの位置にあるMN-2529-5孔で、深さ366.95mから層厚1.45mで亜鉛品位5.39%、鉛品位1.18%、深さ385.7mから層厚2.7mで亜鉛品位9.78%、鉛品位0.02%となっている。もう1つは、Caherconlish村の北東約2,400mに位置するTobermalug近郊で掘削されたMN-636-20孔で、深さ319.84mから層厚24.1mで平均亜鉛品位5.49%、鉛品位0.68%となっている。同プロジェクトは、まだ未探鉱エリアも多く、2006年も探鉱を継続していく方針。Pallas Green鉛亜鉛プロジェクトは、アイルランドLimerick市の北から旧Gortdrum鉱山まで広がる13のライセンスからなり、Minco社が権益シェア23.6%、Noranda Exploration社(オペレーター)が76.4%となっている。