Newcrest社、金の埋蔵鉱量増加

　地元紙等によると、Newcrest Mining Ldt社は、金の埋蔵鉱量が2004年に比べ17.9%増加したと発表した。
　金の埋蔵鉱量は、2004年6月に比べ、5百万oz増の33百万oz。銅の埋蔵鉱量は500千t増加して2百万t。Newcrest社は、金の埋蔵鉱量、40百万ozを目標としている。これらの埋蔵鉱量は、Cadia East鉱山の金6百万oz、銅630千tを筆頭に、クイーンズランドのCracow鉱山、インドネシアのGosowong鉱山で増加している。
　また、Telferは2005年の2月に操業を開始し、2005/2006年には800千ozの金と30千tの銅を産出するとしている。
　Newcrest社の株価は6月の20.10ドルから46%値上がりしている。
　また、金価格は9月には472.75USドルと17年ぶりの高値を記録している。世界の金鉱山からの生産は、2004年に2,464tで、2005年は、金装飾品の需要が7.1%上がっているのにもかかわらず少ししか増えず2,495tと見込まれている。