ペルー政府はLa Granja銅鉱床の入札を12月16日に実施

　投資促進庁(Pro-Inversion)は、10月3日、鉱業関係者注目のLa Granja銅鉱床の入札要領を発表し、この中で入札実施日は12月16日とした。
　これによると、入札の資格審査申請の締切りは11月30日、入札実施後の落札者との正式契約は2006年1月末までに行うとしている。また、応札者は、純資産1億ドル以上、1万t/日以上の鉱山操業実績を有する必要があるが、先のLas Bambas銅鉱床の入札の際に有資格と認められた会社は、自動的に入札資格を有す。
　応札に際しては、開発に移行した場合の条件として、最低7億ドルの投資、3.5万t/日以上の粗鉱量処理のプラント建設が求められる。
　本鉱床に対する探鉱は、過去にCambior社、BHP Billiton社等が行い、既にこれまで10万m以上のボーリングが実施され、鉱量は12億t(銅 0.65%)とされている。